2011年4月3日日曜日

PRIDE

今入院中の俺にとっての相棒はこれ

『のぼうの城』

だ。

手術後というと時間があり、そういう時はTVをだらだら、携帯をだらだらというより、俺には似合わない

『読書』

ストーリーはかの有名な豊臣秀吉の一番家来石田三成の

『忍城水攻め』

の話。

著者が幾つもの資料を元に書いたほぼ実話の話だ

豊臣秀吉が天下統一の為、関東の北条家を攻め落とす為上京

その際の足場堅めとしての一つ

北条家の下請け『成田家軍』vs 豊臣秀吉の下請け『石田三成軍』

昔の戦は本社をいきなり攻めるのではなく、下請けを倒しながら本社攻めの足場をつくって進んでいくもの

石田三成軍は二万の軍勢

成田家は五千人あまりの軍勢。しかもほぼ百姓

誰がどうみても軍勢の多い三成軍の勝利だった

それをどう生き延びるか、どう打開していくか

という話だ。

話の中で三成軍が城を包囲し降伏して城を明け渡すよう使者を送った

しかしもうこの時点で秀吉側への降伏が裏では決まっており、家臣達は悔しくて泣いていた者もいたという

当然皆は当主の成田長親が『降参』っと言うと思っていたが、何を思ったのか長親は

『戦う』

と発言

家臣が『血迷ったか』と申し理由を問いただすとこう言ったと戦記に書かれている


『二万の兵を押し寄せ、さんざん脅かしたあげく、和平かどうか聞いてくる。しかもはなから降りるに決まっているっいう態度。そんな敵に降りる必要はない。』


そして再度大きな声で


『武ある者が武なき者の足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か。これが世の習いと申すのであれば、許さん』


家臣達は唖然したという

何故ならこの長親という男皆から

『のぼう様』

っと言われており、ただでかいだけで馬も乗れない、戦もしらない、ただボケーっとしている言わば、木偶の坊な侍なのだ

その一言で戦になり、大健闘していくというものだ

大健闘の理由としてもう一つある

成田軍はほぼ百姓だったんだが、長親は身分の仕切り関係なしに百姓を大切にしていたらしい

皆から『のぼう様』『のぼう様』と愛されていたからこそ、皆が『のぼう様の為』と命を投げ出したとのこと

この本を読んで色んな事を感じた

こんなに『何か』を感じた本は初めてだ

その『何か』というのは

弱くても男として戦う

PRIDE

国のため

仲間のため

っと、色々あると思う

今の段階ではわからない

でも一つ言えるのは

強者が弱者に勝ち、弱者が強者に必ず負ける

っということは絶対ないということだ

何百年前の人々から学んだ

有り難き幸せ

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